STEP.2

コンピュータ化できる仕事を
考えてみましょう。

コンピュータは何でもできると思われがちですが、『判断』することが不得意です。 私たちなら自己判断で『適当にやっておく』ということが、コンピュータにはできません。決められたことしかできない融通の聞かないヤツでもあります。

コンピュータの不得意を補う技術として、AIがありますが、これでも万能になったとは言えません。 例えば通販サイトで表示される『おすすめ』の商品。絶妙な商品を提案してくる半面、時々おかしな商品を勧めてくることもあります。 これが今のコンピュータのレベルだと思ってください。

ビジネスでは、コンピュータが私たちの相棒になります。その相棒の得手と不得手を理解して、適切にコンピュータに任せると、ビジネスの効率化につながります。 私たちの不得意なことは、コンピュータの得意なことでもあります。以下にコンピュータの得意なことを挙げました。何を任せればいいか考えることが、コンピュータ化の第一歩です。

記憶する.

『ど忘れ』は、私たちにはよくあることです。人の名前や約束など、ビジネスでは忘れてはいけないことをすっかり忘れてしまうことがあります。 そのため私たちはメモをとることで、記憶の補助をしてきました。

コンピュータは、この『ど忘れ』がありません。しっかり記憶してくれるので、スケジュールなどはグループウェアなどで管理できます。 名刺などの情報も、コンピュータに読み込ませ、ソフトウェアで管理できます。これらの情報は意図的に消したりコンピュータが壊れない限り、永久に残ります。 コンピュータに記憶させることは、正しいコンピュータの活用方法といえます。

共有する.

製造状況の問い合わせを受けたが即答できず、現場担当者に確認してから電話をかけ直した経験はありませんか。 コンピュータなら情報を共有することにより、デスクにいても必要な情報を入手できるようになります。

共有する情報は、一般的に社内のサーバーに保存しますが、クラウドに保存する方法もあります。 社外にデータを保存する不安も根強いですが、データセンターは災害に強い地域にありますので、BCPの観点から安全なデータ保存方法だと言えます。

探す.

私たちがファイルの中から、必要な文書を探すには多くの時間がかかります。しかしコンピュータなら、一瞬で見つけられます。

データが蓄積されたデータベースシステムでは、必要なデータを求めて、高速で検索を行います。 ただし、データが増えることで検索時間もかかりますので、データは必要なものに限って保存するといいでしょう。

繰り返す.

決まったタイミングで決まったことを行うことは、コンピュータにとって得意な仕事です。しかも、時間の遅れがありません。 私たちにはマネできない正確さで処理ができます。

さらに、同じことを繰り返すことも得意です。私たちには飽きてしまうことも、コンピュータは飽きることなく永遠にやり続けます。

どうしていいかわからない場合.

お近くのソフトハウスに相談されるといいと思います。「自社向けのシステムを作りたい」と相談すれば大丈夫です。

ソフトハウスの中には『技術者派遣』しかやっていない会社もあり、中小企業向けの業務システムを得意としない会社もあります。なかなかいいソフトハウスが見つからない場合は、ティアーズコンピュータにご連絡ください。 多くの中小企業向け業務システムを手掛けた経験があり、お手伝いできることもたくさんあります。ティアーズコンピュータではシステムエンジニアがご相談に乗りますので、契約を急ぐようなアプローチはとりません。 (正確に言えば、営業が下手です。)ご安心してご相談ください。

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